【7月11日 AFP】22F1第11戦オーストリアGP(Austrian Grand Prix 2022)は10日、決勝が行われ、ハース(Haas F1 Team)のミック・シューマッハ(Mick Schumacher)が自己最高となる6位に入った。

 この日勝利を飾ったシャルル・ルクレール(Charles Leclerc)の前に、フェラーリ(Ferrari)勢として2003年にレッドブル・リンク(Red Bull Ring)で優勝していたミハエル(Michael Schumacher)氏を父に持つシューマッハは、シルバーストーン(Silverstone Race Circuit)で行われた前週末の第10戦英国GP(British Grand Prix 2022)でF1初ポイントを獲得してから好調を続けている。

 オーストリアGPではチームメートのケビン・マグヌッセン(Kevin Magnussen)も8位に入っており、ハース勢は2戦連続で両ドライバーがポイントを手にした。

 F1デビューから30戦連続でポイント圏外に終わっていたシューマッハはこの日、一時は7度の総合優勝を誇るメルセデスAMG(Mercedes AMG)のルイス・ハミルトン(Lewis Hamilton)を追い抜くなど、人目を引くオーバーテークをいくつか披露した。

 ミックは英スカイ・スポーツ(Sky Sports)に「アスリートであればプレッシャーを常に受けるもの。シルバーストーンでのポイント獲得は、このような花火を打ち上げるのに必要なことだった」とコメントした。

「僕らは正しい方向に向かっていると思う。シルバーストーンだけでなくきょうもポイントを手にした。きのう(のスプリント)もポイントを獲得する可能性があったし、劇的な上昇傾向を示している」 (c)AFP