【7月7日 AFP】9日に行われるフランスとのテストマッチシリーズ第2戦に臨むラグビー日本代表の登録メンバーが7日、発表された。後半に崩壊し敗れた前週末の初戦から3人を変更した日本のジェイミー・ジョセフ(Jamie Joseph)ヘッドコーチ(HC)は「もう少しスマート」にプレーしなければならないと述べた。

 豊田スタジアム(Toyota Stadium)での初戦、日本はシックスネーションズ(Six Nations Rugby 2022)王者のフランスに善戦し前半を13-13で折り返したが、4トライを奪われるなど後半に引き離され23-42で敗れた。

 ジョセフHCは、日本は国立競技場(Japan National Stadium)での第2戦でもダイナミックなパスラグビーを崩すつもりはないと話したが、前週の試合では途中で失ってしまった「コントロール」を選手たちに要求。

「もう少しバランスを良くして、われわれのラグビーを変えないようにしないといけない」とコメントした上で、「それが自分たちのやり方だが、ボールを持ったときはもう少しスマートになる必要がある」と話した。

 チームには新型コロナウイルス陽性のため初戦を欠場したSH齋藤直人(Naoto Saito)とHO堀江翔太(Shota Horie)が復帰。齋藤は先発メンバーに名を連ね、堀江はベンチスタートとなった。

 フランスとのテストマッチシリーズ第2戦に臨む日本のメンバーは以下の通り。

先発メンバー:稲垣啓太(Keita Inagaki)、坂手淳史(Atsushi Sakate)、ヴァルアサエリ愛(Asaeli Ai Valu)、ワーナー・ディアンズ(Warner Dearns)、サナイラ・ワクァ(Sanaila Waqa)、リーチマイケル(Michael Leitch)、ベン・ガンター(Ben Gunter)、ジャック・コーネルセン(Jack Cornelsen)、齋藤直人、李承信(Lee Seung-shin)、シオサイア・フィフィタ(Siosaia Fifita)、中野将伍(Shogo Nakano)、ディラン・ライリー(Dylan Riley)、ゲラード・ファンデンヒーファー(Gerhard van den Heever)、山中亮平(Ryohei Yamanaka

リザーブメンバー:堀江翔太、森川由起乙(Yukio Morikawa)、木津悠輔(Yusuke Kizu)、辻雄康(Takayasu Tsuji)、テビタ・タタフ(Tevita Tatafu)、茂野海人(Kaito Shigeno)、田村優(Yu Tamura)、シェーン・ゲイツ(Shane Gates

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