【7月6日 AFP】国際自転車競技連合(UCI)は5日、2024年パリ五輪の自転車競技について、史上初めて男女の出場枠を均等化すると発表した。

 連盟は「五輪史上初めて、すべての自転車種目で参加者リストに男女同数の選手が名を連ねることを喜んでお知らせする」と発表し、出場枠の内訳についても明らかにした。

 この結果、五輪自転車の看板種目である男子ロードレースでは、1か国当たりの最大出場人数が削減される。UCIは男女のロードレースとタイムトライアルの計4種目について「合計で180の出場枠(男女88人と、開催国枠が男女それぞれ2人ずつ)を割り振り、各国内オリンピック委員会(NOC)の割り当ては最大で男女それぞれ4人、合計で8人とする」と記した。

 東京五輪のロードレースでは、男子の出場リストが130人だった一方で、女子はわずか67人だった。

 個人タイムトライアルには、男女各35人、1か国当たり男女それぞれ最大2人が割り振られる。

 トラック12種目には190枠が用意され、男女各95人、1か国当たり男女7人ずつの最大14人となった。マウンテンバイクは男女各36人、BMXは同24人となった。(c)AFP