【7月4日 AFP】男子ゴルフ米国ツアー、ジョンディア・クラシック(John Deere Classic 2022)は3日、米イリノイ州シルビス(Silvis)のTPCディアラン(TPC Deere Run、パー71)で最終日が行われ、J・T・ポストン(J.T. Poston、米国)が通算21アンダーを記録し、同大会では30年ぶりとなる完全優勝を果たした。

 最終日を2アンダーでまとめた29歳のポストンはこれがツアー通算2勝目となり、14日に開幕する今季メジャー最終戦、第150回全英オープン(The 150th Open Championship)の出場権を初めて手にした。

 首位と3打差の2位タイに入ったエミリアーノ・グリジョ(Emiliano Grillo、アルゼンチン)とクリスティアン・ベゾイデンハウト(Christiaan Bezuidenhout、南アフリカ)も、セントアンドルーズ(St Andrews)で開催される全英出場を決めている。

 ジョンディア・クラシックでの完全優勝は、1992年のデビッド・フロスト(David Frost、南アフリカ)以来史上3人目。今季ツアーでは、ジェネシス招待(Genesis Invitational 2022)を制したホアキン・ニーマン(Joaquin Niemann、チリ)に次いで2例目の完全優勝となった。(c)AFP