【6月30日 AFP】ウクライナ中部クレメンチュク(Kremenchuk)の商業施設がミサイル攻撃を受け、18人が死亡したことについて、ロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領は29日、自国軍の関与を否定した。

 プーチン氏は訪問先のトルクメニスタン首都アシガバートで開いた記者会見で「わが国の軍は民間施設を攻撃しない。われわれには何がどこにあるか把握する能力がある」と述べた。

「われわれの中には、あのように無差別に撃つ者はいない。攻撃は通常、標的に関する情報に基づき、高精度兵器で行われる」と説明したプーチン氏は、「今回もまさしくこうした形で行われたと確信している」と断言した。

 ウクライナ側は、27日に商業施設を攻撃したのはロシア軍だと非難しているが、ロシア側はこれを否定。ミサイルは武器庫を狙ったもので、商業施設は当時営業時間外だったと主張している。(c)AFP