【6月29日 AFP】イタリアサッカー連盟(FIGC)は28日、セリエAの上位2チームが同じ勝ち点でシーズンを終えた場合、来季から一発勝負のプレーオフで優勝チームを決めると発表した。

 プレーオフの90分で勝敗がつかなかった場合は、PK戦で決着をつけるという。

 このシステムは1963-64シーズンのセリエAで一度だけ実施され、ローマでのプレーオフでボローニャ(Bologna FC)がインテル(Inter Milan)に勝利。7度目のスクデット(リーグ制覇)を果たしたボローニャにとっては、これが最後のリーグ優勝となっている。

 FIGCのガブリエレ・グラビーナ(Gabriele Gravina)会長は以前、全てのリーグ戦の優勝チームはプレーオフで決まるのが理想だという趣旨の発言をしていた。

 2021-22シーズンのセリエAでは、ACミラン(AC Milan)がインテルに2ポイント差をつけて優勝した。(c)AFP