【6月28日 AFP】米メジャーリーグサッカー(MLS)のロサンゼルスFC(Los Angeles FCLAFC)は27日、スペイン1部リーグのレアル・マドリード(Real Madrid)からギャレス・ベイル(Gareth Bale)を獲得したと発表した。契約期間は12か月だが、2024年までの延長オプションも含まれている。

 レアルを退団し、ロサンゼルスFCに活躍の場を移すと前週末にSNSで認めていたベイルは「LAFCへの今回の移籍にとても興奮している」とコメントした。

「私と家族にとってふさわしい場所であり、キャリアの中でふさわしいタイミング。チームと一緒に活動し、ロサンゼルスでより多くのトロフィーを獲得する準備を始めるのが待ちきれない」

 レアルでの9年間で258試合に出場し、106得点67アシストをマークした32歳のベイルは、欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League)を5度制すなど同チームで19ものタイトルを獲得した。

 また、2006年にデビューを飾ったウェールズ代表ではこれまで106試合で39ゴールを記録。チームのW杯カタール大会(2022 World Cup)予選突破と64年ぶりの本大会進出に貢献した。

 ベイルは29日に予定されているFCダラス(FC Dallas)とのホームゲームを観戦するとみられており、7月8日に行われるロサンゼルス・ギャラクシー(Los Angeles Galaxy)とのダービーでデビューを果たす可能性が高い。

 ロサンゼルスFCは現在、10勝3敗3分けの勝ち点33でウエスタンカンファレンス首位に立っており、2位レアル・ソルトレーク(Real Salt Lake)に4ポイント差をつけている。(c)AFP