【6月27日 AFP】男子ゴルフ、世界ランキング77位のマシュー・ウルフ(Matthew Wolff、米国)が、米ツアー(US PGA Tour)を離脱してサウジアラビアが後援する新リーグ、リブゴルフ・インビテーショナル(LIV Golf Invitational)シリーズに新たに参戦すると、26日に複数の地元メディアが報じた。

 米放送局ゴルフ・チャンネル(Golf Channel)と米スポーツ専門チャンネルESPNによれば、ウルフは米オレゴン州ノースプレーンズ(North Plains)のパンプキンリッジGC(Pumpkin Ridge Golf Club)で30日に開幕する同シリーズの第2戦から出場する。

 23歳のウルフは、2020年に全米オープン選手権(2020 US Open Championship)で2位、全米プロゴルフ選手権(2020 PGA Championship)で4位タイに入った実績を持ち、2019年の3Mオープン(3M Open 2019)でキャリア唯一のタイトルを獲得している。

 米ツアーは、今月英国で行われたリブゴルフ開幕戦に出場した現旧17人の会員に無期限の資格停止処分を科しており、ウルフにも今後同様の措置が取られるとみられる。

 ウルフのリブゴルフ参戦は27日に正式発表されると伝えられている。(c)AFP