【6月26日 AFP】サッカースペイン1部リーグのレアル・マドリード(Real Madrid)を退団するウェールズ代表のキャプテン、ギャレス・ベイル(Gareth Bale)が25日、米メジャーリーグサッカー(MLS)のロサンゼルスFC(Los Angeles FCLAFC)移籍を認めた。ツイッター(Twitter)で「すぐに会おう、ロサンゼルス」というメッセージと共に、クラブのシャツと帽子を着用した自身の動画を投稿した。

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 この投稿に先立ち、ベイルのLAFC移籍は広く報道されていた。米紙ロサンゼルス・タイムズ(Los Angeles Times)によれば、ベイルは7月1日からLAFCでプレー可能となるといい、米スポーツ専門チャンネルESPNは、契約は1年延長オプション付きの1年間で、ベイルは来週末にもロサンゼルス入りすると伝えている。

 かつて世界最高額の選手だったベイルは、レアルに8シーズン所属し、リーグ戦を3度、欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League)を5度制覇。ウェールズ代表では106試合で39ゴールをマークしている。

 LAFCにとっては、イタリア・セリエAのユベントス(Juventus)を退団した元イタリア代表DFジョルジョ・キエッリーニ(Giorgio Chiellini)に続き、ここ最近で2人目の大物獲得となった。

 ベイルをめぐっては、数日前にイングランド・チャンピオンシップリーグ(2部)のカーディフ・シティ(Cardiff City)と交渉中だと英国では報じられていたほか、古巣であるプレミアリーグのトッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)や、ニューカッスル・ユナイテッド(Newcastle United)も有力な移籍先として名前が挙げられていた。(c)AFP