【6月25日 AFP】サッカーイングランド・チャンピオンシップリーグ(2部)から降格し、36年ぶりに3部で戦うダービー・カウンティ(Derby County)は24日、ウェイン・ルーニー(Wayne Rooney)監督が辞任した。

 現役時代にプレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)やイングランド代表で活躍したルーニー監督は昨季、破産申請と過去の財政規則違反で勝ち点21を剥奪されたチームを2部に残留させることができなかった。

 指揮官1年目だったルーニー監督は、2部残留を回避すべくシーズン終盤まで印象的にチームを引っ張った。

 この勇敢なチャレンジは、36歳の指揮官が来季、チームを3部から昇格させる力があることを示していたが、クラブ上層部は激動のオフシーズンに見舞われているため、ルーニー監督は7月30日に新シーズン開幕が迫る中、辞任を選択した。

「ダービーでの時間を誇りと愛情をもって思い返すことになるだろう。全てのスタッフ、選手、そしてもちろんファンの素晴らしいサポートに感謝したい。あなたたちを決して忘れないし、近い将来にもっとハッピーな状況になったらまた会いたい」 (c)AFP