【6月22日 AFP】ウクライナ国境に接するロシア南部ロストフ(Rostov)州の知事は22日、ノボシャフチンスク(Novoshakhtinsk)の石油精製施設で発生した火災は無人機攻撃が原因だった可能性があるとの見方を示した。

 ワシリー・ゴルベフ(Vasily Golubev)州知事はテレグラム(Telegram)に「一説によれば、火災は施設に対する無人機攻撃によって引き起こされた」と投稿した。火災現場から無人機の破片が見つかったとしている。ただ、無人機がどこから飛来したかには触れなかった。

 ロシアはウクライナ侵攻開始以来、同国が国境近くのロシア領内を攻撃したと何度か主張している。数日前にはクリミア(Crimea)半島沖の黒海(Black Sea)にある石油採掘施設に向かってウクライナ軍が攻撃したと非難した。(c)AFP