【6月20日 AFP】サウジアラビアが後援する新リーグ、リブゴルフ・インビテーショナル(LIV Golf Invitational)シリーズのグレッグ・ノーマン(Greg Norman)最高経営責任者(CEO)が18日、世界ランキングのシステムへの受け入れを正式に申請することを計画していると話した。

 リブゴルフが公式世界ゴルフランキング(OWGR)のシステムに認められるかは、新シリーズの将来にとって非常に重要で、出場選手がランキングポイントを獲得できるようになれば、四大メジャーの出場資格も満たしやすくなる。

 ノーマン氏は米FOXニュース(Fox News)に対し、申請は週末中か20日にも行う予定だと明かした。

 リブゴルフの登場で男子ゴルフは揺れている。これまで米ツアー(US PGA Tour)に出場していた一部のトップ選手が、史上最高の高額賞金を用意している新シリーズへの参戦を決めると、米ツアーはリブゴルフを容認しない姿勢を示し、参戦した現旧ツアー会員17人の資格を停止した。

 米ツアーのジェイ・モナハン(Jay Monahan)コミッショナーは、リブゴルフの申請を判断するOWGRの理事8人の一人で、ノーマン氏は、モナハン氏が投票に関わらないようにすべきだと話している。(c)AFP