【6月20日 AFP】（更新）男子ゴルフの今季メジャー第3戦、第122回全米オープン選手権（2022 US Open Championship）は19日、マサチューセッツ州ブルックライン（Brookline）のザ・カントリークラブ（The Country Club、パー70）で最終日が行われ、マシュー・フィッツパトリック（Matthew Fitzpatrick、イングランド）が2アンダー「68」の通算6アンダーでメジャー初優勝を果たした。

　スコッティ・シェフラー（Scottie Scheffler）とウィル・ザラトリス（Will Zalatoris）の米国勢が1打差の2位タイに続いた。松山英樹（Hideki Matsuyama）は今大会最少スコアの5アンダー「65」をマークし、通算3アンダーの単独4位に食い込んだ。

　米ツアー初優勝をメジャーで飾ったフィッツパトリックは「子どもの頃から夢見ていた」と喜び、「このためにずっと大変な努力をしてきた。ここで勝つということは大きな重荷でもあり、みんなもそれしか話していなかった。初勝利をメジャーで挙げられて、これ以上のことはない」と話した。

　メジャー通算4勝のロリー・マキロイ（Rory McIlroy、北アイルランド）と同2勝のコリン・モリカワ（Collin Morikawa、米国）が通算2アンダーで5位タイ。前年覇者のジョン・ラーム（Jon Rahm、スペイン）は「74」とスコアを落とし、通算1オーバーの12位タイとなった。(c)AFP/Jim SLATER