【6月18日 AFP】男子ゴルフの今季メジャー第3戦、第122回全米オープン選手権(2022 US Open Championship)は17日、マサチューセッツ州ブルックライン(Brookline)のザ・カントリークラブ(The Country Club、パー70)で2日目が行われ、メジャー2勝を誇るコリン・モリカワ(Collin Morikawa、米国)が首位タイに浮上し、ジョン・ラーム(Jon Rahm、スペイン)とロリー・マキロイ(Rory McIlroy、北アイルランド)らの強豪が1打差で追い掛ける展開となった。

 世界ランキング7位のモリカワは、第2ラウンドで4アンダー「66」の好スコアを記録し、この日2アンダー「68」でホールアウトした同胞のジョエル・ダーメン(Joel Dahmen)とともに通算5アンダーでトップに並んだ。世界2位で前回覇者のラームと同3位のマキロイは、ヘイデン・バックリー(Hayden Buckley)、アーロン・ワイズ(Aaron Wise)、ボー・ホスラー(Beau Hossler)の米国勢とともに通算4アンダーの3位タイグループにつけた。

 2020年の全米プロゴルフ選手権(2020 PGA Championship)と昨年の第149回全英オープン(The 149th Open Championship)を制している25歳のモリカワは、19日の最終日で優勝を決めれば、生涯グランドスラム達成まであと1勝に迫ることになる。

 一方、ドミニカ共和国で開催された昨年のコラレス・プンタカナ・リゾート&クラブ選手権(Corales Puntacana Resort & Club Championship 2021)で優勝し、これが米ツアー(US PGA Tour)で獲得した唯一のタイトルとなっているダーメンは、18番で約3メートルのバーディーパットを外し、単独首位に立つチャンスを逃した。

 マキロイは3番で痛恨のダブルボギーをたたいたものの、12番で4メートル半のバーディーパットを決めると、パー5の14番では2打でのグリーンオンに成功してタップインバーディーを奪い、17番でも約3メートル半のバーディーパットを沈めた。(c)AFP/Jim SLATER