【6月1日 AFP】ジャパンラグビーリーグワンの横浜キヤノンイーグルス(Yokohama Canon Eagles)は1日、2019年のラグビーW杯日本大会(Rugby World Cup 2019)を制した南アフリカ代表SHのファフ・デクラーク(Faf de Klerk)がチームに加入すると発表し、野心的なリーグワンにさらなる大物選手が参戦することになった。

 デクラークはイングランドプレミアシップのセール・シャークス(Sale Sharks)を離れ、他の南アフリカ代表選手の後を追って日本へ行くことを決断した。5月29日に終了した今季のリーグワンで、南アからはピーター・ステフ・デュトイ(Pieter-Steph Du Toit)やウィリー・レ・ルー(Willie Le Roux)、ルカニョ・アム(Lukhanyo Am)、マルコム・マークス(Malcolm Marx)らがプレーした。

 スプリングボクス(Springboks、南アフリカ代表の愛称)で36キャップを刻んでいる30歳のデクラークは、チームの発表で、優勝した2019年のW杯以降「いつか」日本でプレーしたいと思っていたと話した。

「それが現実となった今、いち早くチームメイトやコーチ陣の輪に加わり、チームに対してもインパクトを与えていければと考えています。日本の素晴らしい文化に触れること、パートナーやチームメイト、そして日本のラグビーファンの皆様と過ごせる全ての時間を楽しみにしています」

 横浜は、同じく南アのW杯優勝メンバーであるジェシー・クリエル(Jesse Kriel)も所属しており、12チーム中6位で今季を終えた。(c)AFP