【5月26日 AFP】米航空宇宙大手ボーイング(Boeing)の宇宙船「スターライナー(Starliner)」が25日午後4時49分、6日間に及ぶ無人の飛行試験を終え、米ニューメキシコ州の砂漠に着陸、帰還した。

 2回目となる無人軌道飛行試験「OFT-2」では、米東部時間20日午後8時28分に国際宇宙ステーション(ISS)へのドッキングに成功している。

 年内にも有人飛行試験が行われる予定で、成功すれば、飛行士の輸送手段として実用化される。

 米航空宇宙局(NASA)はスターライナーを、ISSまで飛行士を運ぶ輸送手段に認定したい考え。

 ISSへの輸送手段は現在、イーロン・マスク(Elon Musk)氏の宇宙開発企業スペースX(SpaceX)の宇宙船「ドラゴン(Dragon)」が担っている。(c)AFP/Issam AHMED