【5月26日 Xinhua News】中国ラオス鉄道は23日時点の旅客輸送数が延べ309万人となった。中国区間は271万人、ラオス区間は38万人だった。中国鉄路昆明局集団が明らかにした。

 同鉄道は2021年12月3日に全線開通した。中国雲南省(Yunnan)昆明市(Kunming)とラオスの首都ビエンチャンを結び、総延長は千キロを超える。両国の人々の便利で効率の高い移動に積極的な役割を果たしている。

 鉄道部門はこれまで、同鉄道沿線の人々の移動ニーズを科学的に分析し、新型コロナウイルス対策と輸送計画を統一的に進めてきた。駅と列車のサービスを改善し、予測に基づき運行計画を日ごとに調整。輸送力を拡大し、旅客列車の増便を柔軟に実施した。中国区間の運行本数は1日平均23・5往復、ピーク時は32・5往復となり、1日当たり利用客数は最大で3万3千人になった。ラオス区間でも利用客数は穏やかに増加しており、運行本数は当初の2往復からピーク時には4往復に増加。利用客数も最大時で5千人近くとなった。(c)Xinhua News/AFPBB News