【5月25日 CGTN Japanese】中国南西部で建設が進められている南玉高速鉄道(南寧市<Nanning>ー玉林市<Yulin>)の黎湛鉄道(南寧市黎塘鎮<Litang>ー広東省<Guangdong>湛江市<Zhanjiang>)をまたぐ特大橋の回転橋が24日未明、57度の回転に成功し、指定された位置に到達しました。南玉高速鉄道の2023年末の開通に向けた基盤が定まりました。

 回転橋は24日午前3時40分、反時計回りにゆっくりと回転し始め、4時48分に57度の回転を順調に終えました。回転橋は長さ99メートル、重さ5810トンです。

 南玉高速鉄道は、中国南西部の広西チワン族自治区(Guangxi Zhuang Autonomous Region)で建設が進められている時速350キロの高速鉄道です。本線の全長は193.31キロで、南深鉄道(南寧市ー深セン市<Shenzhen>)を構成する重要な一部です。開通すると、南寧ー玉林間の所要時間は現在の約2時間から約50分に短縮されます。北部湾の都市群と広東・香港・マカオグレーターベイエリアとの間の連係強化にとって重要な意義を持ちます。(c)CGTN Japanese/AFPBB News