【5月21日 CNS】中国西部・重慶市(Chongqing)の重慶江北国際空港(Chongqing Jiangbei International Airport)で旅客機が炎上した事故で、鎮火した旅客機は機首左側の搭乗口付近に黒煙の痕跡が残っており、事故の生々しさを伝えている。警察や消防が原因を調べている。

 事故は12日午前8時9分に発生。重慶発チベット自治区(Tibet Autonomous Region)ニンティ(Nyingchi)行きのチベット航空(Tibet Airlines)TV9833便が離陸する際に滑走路から外れ、機首左側が燃えた。警察、消防、医療などの緊急救援チームが現場に駆けつけ、乗客113人と乗員9人全員を救助。このうち約40人が軽傷で、市内の病院に搬送された。

 重慶江北国際空港はその後、通常のフライトを再開している。(c)CNS/JCM/AFPBB News