【5月20日 AFP】ジロ・デ・イタリア(Giro d’Italia 2022)は19日、第12ステージ(パルマ~ジェノア、204キロメートル)が行われ、アルペシン・フェニックス(Alpecin-Fenix)のステファノ・オルダーニ(Stefano Oldani、イタリア)がゴール前のスプリントを制し、キャリア初勝利を飾った。トレック・セガフレード(Trek Segafredo)のフアン・ロペス(Juan Pedro Lopez Perez、スペイン)は総合首位の座を守った。

 全204キロにわたる今大会最長のステージで、オルダーニはアンテルマルシェ・ワンティ・ゴベール・マテリオ(Intermarche-Wanty-Gobert Materiaux)のロレンツォ・ロタ(Lorenzo Rota、イタリア)とチーム・ユンボ・ビスマ(Team Jumbo Visma)のヘイス・リームレイズ(Gijs Leemreize、オランダ)と長く逃げ集団を形成すると、最後の100メートルで二人を圧倒した。

 一方、エトナ山(Mount Etna)がゴールの第4ステージで総合首位に浮上したロペスは、これで9日連続のマリアローザ(ピンクジャージー)となった。

 イネオス・グレナディアーズ(Ineos Grenadiers)のリチャル・カラパス(Richard Carapaz、エクアドル)やチームDSM(Team DSM)のロマン・バルデ(Romain Bardet、フランス)といった有力な優勝候補は、20秒差以内でロペスを追っている。(c)AFP