【5月20日 AFP】米大リーグ(MLB)のニューヨーク・メッツ(New York Mets)は19日、通算3度のサイ・ヤング賞(Cy Young Award)受賞を誇るエースのマックス・シャーザー(Max Scherzer)投手が、内腹斜筋の張りで6週から8週の離脱になる見通しだと発表した。

 シャーザーは先発した18日のセントルイス・カージナルス(St. Louis Cardinals)で、内腹斜筋に「ぴりっと」した感覚があったとし、大事を取って自ら途中降板していた。

 メッツによれば、MRI検査の結果「内腹斜筋に中度から重度の張り」が見つかり、復帰までには6週から8週かかるという。

 メッツでは、ジェイコブ・デグロム(Jacob deGrom)も肩甲骨のストレス反応のため無期限の離脱となっており、先発ローテーションにとってはさらなる打撃となった。デグロムの復帰は7月以降になる見通しで、同選手の穴埋めを期待されたタイラー・メギル(Tylor Megill)も上腕二頭筋の腱(けん)炎に見舞われている。

 今季開幕前のオフシーズンに、3年総額1億3000万ドル(約166億円)の契約でメッツに加入したシャーザーは、ここまで5勝1敗、防御率2.54の成績だった。(c)AFP