【5月19日 Xinhua News】中国民用航空局(民航局)は18日、東方航空(China Eastern Airline)機墜落事故の原因に関する米メディアの報道を巡り、米国家運輸安全委員会(NTSB)の事故調査に参加した関係者に確認したところ、いかなるメディアにも関連の調査情報を発表していないことが分かったと発表した。

 民航局によると、NTSBは「国際民間航空条約」第13付属書の要件に厳密に従い、同局と協力を展開するとともに、必要に応じて事故原因究明のための専門的な技術的サポートを引き続き提供すると表明した。

 事故調査部門は現在、調査手順に従い、残骸の識別や分類・検査、飛行データ分析、実験検証などの関連作業を綿密に進めている。国際民間航空条約の関連要件に基づき、NTSBに航空機の設計製造国の調査者として調査に参加するよう要請した。

 民航局は、調査に参加する各方面と引き続き緊密な意思疎通を保ち、科学的かつ厳格で秩序ある事故調査活動を展開するとともに、国際民間航空条約と政府の情報公開に関する要求に基づき、調査状況の進展と関連情報を適時かつ正確に発表すると表明した。(c)Xinhua News/AFPBB News