【5月17日 CGTN Japanese】中国国家統計局が16日に発表したデータによりますと、4月は中国経済に対する下押し圧力が高まったものの、ハイテク製造業が比較的速い成長を維持したということです。

 4月の中国の工業生産は幾分減速しましたが、ハイテク製造業は依然として4%という比較的速い成長を維持しています。サービス業の成長率はやや低下したものの、現代型サービス業は好調を維持しており、市販品と飲食業の売り上げが低迷する中、生活必需品の売り上げやネット通販は増え続けています。

 中国人民大学経済学院の王晋斌(Wan Jinbin)副院長は、「新型コロナの感染拡大により、一部の地域では操業停止が発生し、生産や流通、消費に大きな影響を及ぼしている。しかし、これは一時的な衝撃にすぎず、中国経済の長期的に上向くファンダメンタルズは変わっていない」と示しました。(c)CGTN Japanese/AFPBB News