【5月17日 CNS】コロナ禍が続く上海市で、下町の老西門街道にペットの臨時預かり施設と医療施設が誕生した。新型コロナウイルスに感染した飼い主のペットを保護し、体調を守っている。

 老西門街道の行政部門からペット預かり施設の責任者として指示を受けた翟江(Zhai Jiang)さんが、臨時の医療施設も設置するよう提案した。施設には2つの部屋があり、それぞれの部屋に監視カメラが設置されている。室内は消毒され、必要な物資を備えている。

 翟さんは「こうした拠点をさらに広め、飼い主の体調が回復するまで安心でいられるようにしたい」と語る。(c)CNS/JCM/AFPBB News