【5月16日 AFP】22MLBは15日、各地で試合が行われ、全球団で最も勝率が低いシンシナティ・レッズ(Cincinnati Reds)は無安打のピッツバーグ・パイレーツ(Pittsburgh Pirates)に0-1で敗れた。

 レッズのルーキー投手、ハンター・グリーン(Hunter Greene)は8回途中までパイレーツ打線をノーヒットに抑え、リリーフしたアート・ウォーレン(Art Warren)も1本のヒットも許さなかったが、パイレーツはそれでも1点をもぎ取って1-0で勝利。これでレッズの今季成績は9勝26敗となった。

 グリーンは圧巻の投球で7回3分の1を無安打、5四球に抑え、9奪三振を記録した。今季リーグ最多118球を投げたグリーンは、疲れの見えた8回に連続四球でマウンドをウォーレンに譲った。

 最初の打者を歩かせたウォーレンは、続くケブライアン・ヘイズ(Ke'Bryan Hayes)を弱い二塁ゴロに打ち取ったものの、レッズは併殺を取れずにロドルフォ・カストロ(Rodolfo Castro)が生還した。

 無安打での勝利はパイレーツが大リーグ通算6チーム目で、2008年のロサンゼルス・ドジャース(Los Angeles Dodgers)以来となった。(c)AFP