【5月15日 CGTN Japanese】中国気象サービス協会がこのほど、第1陣15カ所の「気象・気候景観観賞地」を発表しました。江西省廬山の雲海、安徽省歙県坡山村の雲海、福建省霞浦県三沙鎮の日の出と日の入りなど、7省の景観が入っています。

 江西省廬山の四季は「春の到来が遅く、夏は短く、秋の訪れが早く、冬が長い」という特徴があります。中でも、廬山の雲海は雄大、壮観で、最も鑑賞価値の高いものです。特に弱い冷気が長江流域まで南下して温かい空気と出合うと、典型的な層積雲雲海が生まれ、廬山では最もよく見られるものです。気象観測記録によりますと、廬山では霧のある日が年平均約200日あり、最も多い年で223日、少ない年でも158日あるということです。毎年の5月から9月までは雲海や滝雲が集中的に現れる時期で、雨上がりの晴れたときが、最も素晴らしい景観が見られる時間です。

 第1弾の15カ所の観賞地は以下のとおりです。

 1、安徽省歙県坡山村の雲海
 2、安徽省黟県の塔川の秋景色(紅葉)
 3、安徽省岳西県の虹の滝
 4、福建省平潭県北港村の「青い涙」(ウミホタル)
 5、福建省徳化県九仙山の雲海
 6、福建省霞浦県三沙鎮の日の出と日の入り(海上の日の出と日の入り)
 7、河南省欒川県老君山の雲海
 8、黒龍江省漠河市蓮花湖のアイスバブル(氷の泡)
 9、黒龍江省牡丹江市雪郷の氷雪風景
 10、黒龍江省遜克県大平台郷の樹氷
 11、江西省廬山の雲海
 12、内蒙古自治区額済納旗のコトカケヤナギ(胡楊)林(黄葉)
 13、山東省青島市嶗山の雲海(海と雲海の風景)
 14、浙江省松陽県大毛峴背の星空
 15、浙江省雲和県の棚田の雲海

 (c)CGTN Japanese/AFPBB News