【5月12日 CGTN Japanese】中国自動車工業協会が11日に発表したデータによりますと、今年4月、中国の自動車生産台数と販売台数は明らかに減少傾向を示したものの、電気自動車などの新エネルギー車は好調を維持していることが分かりました。

 4月の自動車生産台数は120万5000台、販売台数は118万1000台にとどまりました。しかし、市場全体のパフォーマンスと違って、新エネルギー車の生産台数は前年同月比43.9%増の31万2000台、販売台数は同44.6%増の29万9000台に達しました。

 中国自動車工業協会は、「目下、自動車メーカーは操業再開を加速していると同時に、次々と新モデルを発売し、市場を活性化させている。現在の状況から見ると、自動車産業の発展の勢いは徐々に好転しており、メーカーは5月と6月という重要な時期を利用して、新型コロナの感染拡大に伴う損失分を補う」と指摘し、自動車業界は通年目標を達成し、マクロ経済成長を安定させることにもつながるだろうと見込んでいます。(c)CGTN Japanese/AFPBB News