【5月1日 AFP】米女優のアンジェリーナ・ジョリー(Angelina Jolie)さんが4月30日、ウクライナ西部リビウ(Lviv)を訪問し、ロシアによる侵攻で故郷を追われた人らと面会した。

 ジョリーさんは国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)の特使を務めるが、特使としての訪問かは不明。

 リビウ州のマクシム・コジツキー(Maxim Kozytski)知事はメッセージアプリのテレグラム(Telegram)に、ジョリーさんの訪問は「私たち全員にとって驚きだ」と投稿。子どもたちと遊んだりボランティアと記念撮影に応じたりするジョリーさんの写真や動画を公開した。

 コジツキー知事によると、病院を訪れたジョリーさんは、ドネツク(Donetsk)州クラマトルスク(Kramatorsk)駅でロシア軍による攻撃で負傷した子どもと面会した。その他の避難民や、避難民の精神的支援を行うボランティアとも言葉を交わしたという。

 2月24日のロシアによる侵攻開始以降、ウクライナ国内で避難民となった人は770万人以上、国外へ逃れた人は540万人に上る。(c)AFP