【4月28日 CGTN Japanese】中国人民銀行(People's Bank of China、中央銀行)文昌市(Wenchang)支店が26日明らかにしたところによりますと、同支店は、市の財政局や気象局、交通銀行文昌支店と協力し、滞りなく国庫から100万元(約1960万円)の財政資金を市気象局のデジタル人民元公的ウォレットに振り込み、中国初のデジタル人民元による財政資金の支給が実現しました。

 人民銀行文昌市支店は、市財政局から市気象局に対する業務経費の支給計画を把握し、交通銀行文昌支店を通じて、市気象局名義のデジタル人民元公的ウォレットを開設しました。市財政局は、財政予算一体化システムで入金先のデジタル人民元公的ウォレットを設定し、資金支給請求を人民銀行国庫業務システムに送りました。

 人民銀行国庫は、資金支給請求を受け取り、紙の手形を確認し、資金を市気象局のデジタル人民元公的ウォレットに支給し、財政部門による支給請求の送信から国庫資金によるデジタル人民元直接支給までの自動化処理を実現しました。(c)CGTN Japanese/AFPBB News