【4月28日 CGTN Japanese】円安により、海外では日本製品の割安感が高まり、中国でも日本製品の購買意欲が上昇しています。

 日本に拠点を置く貿易会社の責任者である陳さんの話によりますと、円安傾向が続く中、電子商取引プラットフォームでは日本商品の売り上げが著しく伸びており、仕入れ業者からの発注も増えているということです。この会社は主に、日本で人気の化粧品やマタニティー用品などを取り扱い、中国国内の大手電子商取引プラットフォームで販売しています。

 日本に暮らす中国人の王さんは、円安を機に化粧品や日用品を購入して家族に送るため、休日を利用して東京都内のドラッグストアにやって来たとして、「母に買ったこの美容クリームは、1カ月前は約400元でしたが、今日は310元ほどで買えました。円安の影響で、ほとんどの商品が実質2割引になったと言える」と話しました。

 あるドラッグストアの店長は「もともとは1個や2個で済むものも、安くなってからはまとめて買われる人が増えているので、やはりこれは円安の影響なのかなと思う」と言いました。(c)CGTN Japanese/AFPBB News