【4月24日 AFP】米大リーグ(MLB)、デトロイト・タイガース(Detroit Tigers)のミゲル・カブレラ(Miguel Cabrera)が、23日のコロラド・ロッキーズ(Colorado Rockies)戦で史上33人目となる通算3000安打を達成した。

 39歳のスラッガーは、ハンク・アーロン(Hank Aaron)氏やウイリー・メイズ(Willie Mays)氏、アルバート・プホルス(Albert Pujols)、エディ・マレー(Eddie Murray)氏、アレックス・ロドリゲス(Alex Rodriguez)氏、そしてラファエル・パルメイロ(Rafael Palmeiro)氏に続き、史上7人目となる通算500本塁打、3000安打を成し遂げた。

 タイガースが13-0で快勝したダブルヘッダーの初戦後、カブレラは「特別な数字」と喜んだ。

 本拠地コメリカ・パーク(Comerica Park)での第1打席でカブレラは、カウント1-1からベネズエラの同胞アントニオ・センザテラ(Antonio Senzatela)の速球を右前に運んで拳を突き上げながら一塁に向かい、同国出身選手としてMLB史上初の3000安打に到達した。

 3万7566人の観客は「ミギー! ミギー!」とカブレラの愛称を連呼し、タイガースのチームメートはベンチを飛び出して祝福。カブレラは「3000という数字を見られるのは本当に特別なこと」と感慨に浸った。(c)AFP