【2月20日 AFP】北京冬季五輪は20日、ボブスレー男子4人乗りが行われ、ドイツのフランチェスコ・フリードリヒ(Francesco Friedrich)が2人乗りとの2冠を達成。ドイツ勢はそり競技10種目中9種目で金メダルを獲得した。

 フリードリヒは4年前の平昌冬季五輪でも2人乗りと4人乗りを制しており、2大会連続の2冠は史上初の快挙となった。

 フリードリヒをパイロットとする組は、トルステン・マルギス(Thorsten Margis)、キャンディ・バウアー(Candy Bauer)、アレクサンダー・シュラー(Alexander Schueller)のメンバーで合計3分54秒30をマークした。

 同じくドイツのヨハネス・ロフナー(Johannes Lochner)をパイロットとする組は、1回戦では最速タイムを出したが、その後の3本はフリードリヒ組に上回られ、0秒37差で銀メダルとなった。カナダがドイツのもう1チームをわずかに0秒06上回って銅メダルを獲得した。

 これにより、ドイツは男子2人乗りに続く表彰台独占はならなかったが、そり競技の30個のメダルのうち、16個を集めて大会を終えた。(c)AFP