【2月19日 AFP】北京冬季五輪は19日、クロスカントリースキー男子50キロ・マススタート・フリーが強風により距離を30キロにして行われ、ロシア五輪委員会(ROC)のアレクサンドル・ブルシュノフ(Alexander Bolshunov)が金メダルを獲得した。

 山間部の気温が氷点下7度に達する中、優勝を果たしたブルシュノフは「全般に言えるのは、厳しい環境になれば私にとって有利だということ。過酷な環境になれば簡単だから」とコメントした。

 北京冬季五輪でこれが三つ目の金メダルとなったブルシュノフは、金色の靴を履いて表彰式に出席した。

 今大会では銀メダルと銅メダルも一つずつ手にしているブルシュノフは、「頂き物なんだ。『これは君のもの。君にふさわしい靴だから持っていってくれ』と言われた」と語った。

 同じくROCのイワン・ヤキムシキン(Ivan Yakimushkin)が銀メダルを、ノルウェーのシーメン・ヘグスタッド・クルーゲル(Simen Hegstad Krueger)が銅メダルを獲得した。(c)AFP