【1月12日 AFP】中国の裁判所は10日、インターネットの通信速度が遅いことに腹を立て、機材に放火した男に禁錮7年の有罪判決を言い渡したと明らかにした。

 男は昨年6月、南部・広西チワン族自治区(Guangxi Zhuang Autonomous Region)のネットカフェで通信速度が遅いことに腹を立て、光ファイバーケーブルが収納された箱を破壊した。

 さらに、持っていたナプキンにライターで火を付け、交差点の通信機材に放火した。

 火災の影響で、住宅やオフィス、公立病院など4000戸近くが、28~50時間インターネットに接続できなくなった。

 中国版ツイッター(Twitter)の微博(ウェイボー、Weibo)のあるユーザーに「大きな赤ちゃん」と呼ばれるなど、男は中国ネットで冷笑の的になった。(c)AFP