「武術漫才」・娯楽的なシュアイジャオ(摔跤)が国の無形文化遺産に登録 中国瀋陽市
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【12月25日 CGTN Japanese】100年の歴史がある中国東北部の遼寧省瀋陽市和平区の北市シュアイジャオ(摔跤)が、今年、国の無形文化遺産拡大リストに登録されました。
シュアイジャオ(摔跤)は中国の伝統武術・格闘技の一種で、一対一で試合を行い、相手を8メートル四方のマット内に倒せば勝ちというシンプルな競技です。
瀋陽の北市シュアイジャオは一般の武術の対戦ではありません。競技者はリングに入る際、歩きながらつぶやき、見えを切ります。審判もユーモラスな言葉で試合の雰囲気を盛り上げます。このため、北市シュアイジャオは「武術漫才」とも呼ばれ、演技と実戦を兼ねた娯楽的な雰囲気を持ったスポーツだと言えます。
瀋陽市の北市シュアイジャオは現地で非常に有名で、他の省や市からもその名声に引かれてここを訪れ、試合にチャレンジする選手が少なくないとのことです。(c)CGTN Japanese/AFPBB News