【12月6日 AFP】中国の不動産開発会社、陽光100中国控股(Sunshine 100 China Holdings、サンシャイン100チャイナ・ホールディングス)は6日、1億7900万ドル(約200億円)の社債がデフォルト(債務不履行)に陥ったと発表した。

 同社によると、5日に償還期限を迎えた表面利率10.5%の社債について、元利の支払いができなかった。「マクロ経済環境や不動産業界を含む多くの要因による悪影響から生じた流動性の問題」が原因だとしている。

 世界第2位の経済大国である中国で、不動産業界は成長のカギを握る。しかし、政府が住宅購入規制を強化し、投機的な不動産取引の取り締まりに乗り出したことで、ここ数か月は逆風に見舞われており、負債を抱える業者が続出している。(c)AFP