【11月26日 CGTN Japanese】北京冬季オリンピック組織委員会は「節約、安全、円満」という開催方針を厳格に実行しています。「無料で借りられるものはレンタルしない、レンタルできるものは購入しない」という原則の下、大会の円満な開催を保証することを前提に、物資の調達支出を最大限に節約し、各種準備作業を進めています。

 その中で、輸送コストを節約するため事務用テーブルや椅子などは全て折り畳み式を採用しています。また、技術設備配布センターでは、技術者がレンタルノートパソコンにソフトを入れた後、各競技場に配布し使いまわします。さらに大会終了後にはシステムを整理して設備供給側に返却します。この他、選手村の宿泊施設の家具や一部の競技用スポーツ機材、技術設備などもレンタル方式を採用しています。

 北京冬季オリンピック組織委員会物流部の李燕凌(Li Yanling)部長によりますと、2018年以降、購入予定だった物資2万点余りを減らすことができ、調達資金は予算より16%節約できたということです。(c)CGTN Japanese/AFPBB News