【11月20日 AFP】国際テニス連盟(ITF)は19日、次週に予定されている男子の国別対抗戦デビスカップ(Davis Cup 2020-21)の決勝ラウンドについて、開催地の一つであるオーストリアが再びロックダウン(都市封鎖)に入ることから、同国インスブルック(Innsbruck)では無観客で行われると明らかにした。

 オーストリアでは22日から部分的ロックダウンが実施されることになっており、通勤と生活必需品の買い物、そして運動するとき以外は外出が制限される。

 それでも、インスブルックではフランス、英国、チェコ、セルビア、ドイツ、そしてオーストリアがグループステージを戦うことになっている。

 ITFのデビッド・ハガティ(David Haggerty)会長は「インスブルックでのデビスカップ決勝ラウンドが無観客で行われることになり、各チームをはじめ各団体や大会関係者がわれわれと同様に失望しているのは承知している」と述べた。

 スペイン・マドリードとイタリア・トリノ(Turin)では、通常通りに大会が行われる。(c)AFP