【11月17日 CGTN Japanese】フォーミュラワン(F1、F1世界選手権)に参戦するアルファロメオは16日、中国人の周冠宇(Zhou Guanyu)を2022年シーズンのドライバーに起用すると発表しました。周はF1初の中国人ドライバーになります。 

 周はSNSへの投稿で、「忘れられない一日となった。支えてくれた人たちに感謝したい」と述べました。 

 アルファロメオによりますと、周の加入によって、2022年シーズンのチームに新たな才能と情熱がもたらされます。周は来シーズンの開幕戦となるF1バーレーンGPで中国人初のF1ドライバーとしてF1デビューを果たします。 

 1999年5月30日生まれで上海出身の周は、15歳の若さでフォーミュラカーで臨む初シーズンを迎えました。フェラーリ・ドライバー・アカデミー在籍を経て、2019年1月にルノー・スポール・アカデミーと契約してF1チームの開発ドライバーへ抜てきされました。ユニ・ヴィルトゥオーシ・レーシングから参戦したFIA F2選手権では、表彰台5回、ポールポジション1回という素晴らしい成績を残し、7位でベストルーキーに贈られる「アントワーヌ・ユベール・アワード」を受賞しました。2020年9月のロシアでF2初勝利を挙げ、初めてF2で優勝した中国人ドライバーとなりました。(c)CGTN Japanese/AFPBB News