【11月12日 AFP】韓国・ソウルの金浦国際空港(Gimpo International Airport)で11日、「空飛ぶタクシー」の試験飛行が行われた。パイロットが搭乗しての有人試験飛行で、韓国では初めてだ。

 使用機体はドイツのボロコプター(Volocopter)社が製造した、完全電動の2人乗り垂直離着陸機(VTOL)。この機体で試験飛行が実施されたのも韓国では初めてのことだ。

 5分間で約3キロを飛行し、最高高度は50メートル、最高速度は時速45キロに達した。

 韓国は都市型航空交通(UAM)の商用サービスを目指している。2025年にこのサービスが導入される最初の場所が空港であることから、その検証も兼ねて金浦国際空港で試験飛行が実施された。(c)AFP