【10月28日 AFP】男子テニス、エルステ・バンク・オープン(Erste Bank Open 2021)は27日、シングルス2回戦が行われ、スペインの18歳カルロス・アルカラス(Carlos Alcaraz)は6-3、6-4で元世界1位のアンディ・マレー(Andy Murray、英国)を下し、BNPパリバ・オープン(BNP Paribas Open 2021)のリベンジを果たした。

 マレーより16歳年下のアルカラスは、先日のBNPパリバ・オープン2回戦で現在世界156位のマレーにフルセット負けを喫していたが、この日は計25回のブレークポイントから7回のサービスブレークが生まれた一戦を制し、8強入りを果たした。

 世界42位のアルカラスは試合後、「アンディ・マレーと対戦し、しかも倒すことができて最高の気分」と喜んだ。「本当に良いプレーができた。きょうのパフォーマンスには心から満足している」

「コート上でアンディと顔を合わせるのはインディアンウェルズ(Indian Wells、BNPパリバ・オープン)が初めてだった。今回はもう少し理解が深まった状態で臨めたし、彼のテニスやスタイルが分かっていた」 (c)AFP