【10月11日 CGTN Japanese】山西省(Shanxi)応急管理庁は10日、「2日から6日にかけて、豪雨による洪水災害のため、省内の11市と76県(市、区)の175万7100人が被災し、12万人以上が避難した。農作物の被災面積は19万ヘクタール近く、倒壊家屋は1万7000戸余りに上った」と明らかにしました。

 山西省中部では4、5日の両日に集中豪雨がありました。晋中市(Jinzhong)が10日に開いた記者会見で、市政府の牛革平(Niu Geping)副秘書長は、「3日未明から、市内の広い範囲で強い雨が降り続け、平均降雨量は193.4ミリメートルに達した。記録を取り初めて以来10月として最多で、年間平均降雨量の43%に相当する。市内の流域面積50平方キロ以上の111の河川が全て洪水災害に見舞われた。ダム63カ所のうち17カ所で警戒水位を超えている一方で、干上がったダム45カ所がみな満杯になった」と説明しました。暫定的なまとめによりますと、晋中市では66万1000人が被災し、4万6000人が緊急避難しました。農作物の被災面積は7万ヘクタール以上に達しました。また、家屋4万3000戸、道路・橋梁・排水路4175カ所が破損しました。(c)CGTN Japanese/AFPBB News