【9月25日 AFP】米プロバスケットボール協会(NBA)は24日、新型コロナウイルスワクチンの接種を拒否しているゴールデンステイト・ウォリアーズ(Golden State Warriors)のアンドリュー・ウィギンス(Andrew Wiggins)について、宗教上の理由による免除を認めなかった。これにより、同選手はホームゲームに出場できなくなる。

 ウォリアーズの地元サンフランシスコの公衆衛生局は、屋内大規模イベントの参加者全員にワクチン接種を義務付けており、NBAの説明によるとウィギンスはこの規則に違反することになるという。

 現在26歳のウィギンスは、ワクチンを受けないと公言しているNBAのスター選手の一人で、宗教上の理由から特例措置を求めていたが、協会から申請を却下された。

 同選手は3月、「人それぞれだ。望むなら接種すればいいし、そうでないならやめればいい」と強調し、「今の時点で自分は打つつもりはないが、他の人が打つのを批判する気はない。自分で決断する。とにかく今は接種しないと決めている」と話していた。(c)AFP