【9月23日 AFP】女子テニスのシモナ・ハレプ(Simona Halep、ルーマニア)は22日、コーチのダレン・ケーヒル(Darren Cahill)氏との長年の関係を解消したと発表した。

 ハレプは2016年にケーヒル氏を迎えると、2017年10月に自身初めて世界ランキング1位に到達し、翌年の全仏オープン(French Open 2018)で優勝した。

 ケーヒル氏は2019年に家庭の事情でハレプとの活動を中断したが、優勝した同年のウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2019)の期間中も連携を取っていた。

 両者は昨年に再びタッグを組んだが、新型コロナウイルスの影響もあって一緒に取り組む時間は限られていた。

 ハレプはケーヒル氏と共に決断したことをツイッター(Twitter)で明かし、「D(ケーヒル氏)、いろいろありがとう。テニス選手として、そして一人の人間として自分を成長させてくれた」と感謝した。

 来週で30歳になるハレプは、先日の全米オープン(US Open Tennis Championships 2021)でベスト16止まりとなり、現在のランキングは14位となっている。(c)AFP