【9月22日 AFP】シリア北西部イドリブ(Idlib)市南郊でこのほど、爆弾の破片でけがをした犬の治療が行われ、脚が切断された。

 イドリブ県の人口は約300万人だが、その3分の2を10年におよぶ内戦から逃れてきた人が占めている。県都を含む県の半分弱と隣県のごく一部が反政府勢力の拠点となっており、国際テロ組織アルカイダ(Al-Qaeda)の元関連組織が支配している。

 シリア政府と同盟関係にあるロシアと、反政府勢力を支援するトルコの仲介による停戦合意がなされた2020年3月以降、政府軍のイドリブ攻撃はほぼなくなっている。(c)AFP