【9月20日 AFP】北朝鮮の外務省は20日、米国のインド太平洋地域における新たな安全保障上の協力関係とオーストラリアとの潜水艦契約について、域内の「核軍備競争」を誘発する可能性があると非難した。

 米国は先週、英豪両国と新たな安全保障の枠組みを創設し、戦略的パートナーシップの一環として、米国の潜水艦を豪に提供すると発表した。

 北朝鮮の朝鮮中央通信(KCNA)は外務省の報道・情報部門のトップの話として「極めて好ましからざる危険な行為であり、アジア太平洋地域における戦略的バランスを崩し、核軍備競争の連鎖の引き金を引くものだ」と伝えた。

 さらに「米国が国際的な核不拡散体制を崩壊させようとする主犯であることを示している」としている。(c)AFP