【9月18日 AFP】世界一の高身長国オランダの平均身長が縮んでいる。同国の統計局は17日、2001年生まれの平均身長は1980年生まれより低いという調査結果を発表した。

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 オランダの19歳の平均身長は、男性が182.9センチ、女性が169.3センチだった。

 統計局は「この1世紀の間に、オランダ人の身長はどんどん高くなってきたが、1980年以降、伸びが止まった」と指摘した。「2001年生まれの平均身長は、1980年生まれと比べて男性で1センチ、女性で1.4センチ低かった」

 1世紀半にわたって右肩上がりに伸び続けてきたオランダ人の平均身長は縮んでいることになるが、報告書は考えられる要因として、移民の増加や食生活の変化を挙げている。

 しかし統計局は「オランダは今でも世界一身長の高い国だ」と述べている。(c)AFP/Danny KEMP