【9月13日CGTN Japanese】2021世界ロボット大会(ワールド・ロボット・カンファレンス、WRC)が10日から北京で行われています。今年のカンファレンスは「新しい成果を共に享受し、新しいエネルギーを共に注ごう」をテーマに、オンラインとオフラインを併用した形で行われています。国内外から300人以上のトップ科学者と企業代表が開幕式に参加し、世界110社以上のロボットメーカーから500余りの最先端ロボットが初披露されました。

 中でも、身長1.3メートル、体重63キロのロボット「パンダマン」は多くの来場者からの注目を集めました。その名前は「優悠(You You)」で、ドバイ万博中国パビリオン用に特別注文したサービス用ロボットです。漢字を書くことや、太極拳ができるなどさまざまな特技があるということです。

 一方、バイオニックロボット「アインシュタイン」は眉毛を動かすことや口をとがらせる動作などができるだけでなく、ふわふわした髪や皮膚にある老人性色素斑、隆起した血管までリアルに再現されています。将来は駅や空港などで利用でき、観光客と近距離で交流し、説明や案内などのサービスを提供することができます。

 いま、このようなスマートロボットは電力、交通、ホテル、医療、公務、銀行などさまざまな業界で活用されているということです。(c)CGTN Japanese/AFPBB News