【9月13日 AFP】アフガニスタンの首都カブールの空港に13日、イスラム主義組織タリバン(Taliban)の権力掌握後初めて、国際旅客便が着陸した。

 到着したのはイスラマバード発のパキスタン航空(PIA)機。搭乗したAFP記者によると、乗客は10人ほどで、乗員の方が多いように感じたという。

 PIAの広報担当者は先週末、旅客便の運航再開を目指していると明かした上で、イスラマバード~カブール便の運航頻度についてはまだ確かなことは言えないと述べていた。

 青い伝統衣装にオレンジ色のベストを着用したカブール空港の職員は、「希望に満ちた日だ。これを見て他の航空会社も戻ってくるかもしれない」と期待を語った。(c)AFP