【9月7日 Xinhua News】中国重慶市(Chongqing)でこのほど、日本の渡辺信之駐重慶総領事の離任レセプションが開かれ、同市政府関連部門の責任者やカナダ、イタリア、英国、カンボジア、フィリピン、ベラルーシ、ウルグアイ、ハンガリーなどの駐重慶総領事と領事館職員、重慶の日本企業代表者らが参加した。

 レセプションでは、重慶市政府外事弁公室の章勇武(Zhang Yongwu)主任が、渡辺氏に「重慶友好使者」の証書を授与した。

 章氏は、渡辺氏が在任中、重慶と日本の各分野の交流・協力の強化に果たした前向きな貢献を称えた。

 渡辺氏が2019年4月に着任して以降、重慶の各部門、区・県、大学、企業と良好な交流協力関係を築いたとも指摘。在重慶日本国総領事館も総領事のリーダーシップの下、重慶と日本のハイレベルの相互訪問や友好都市関係、人的・文化交流、経済・貿易協力など各分野での交流・協力を精力的に推進したほか、重慶で開かれた各種国際交流活動と国際展示会を積極的に支援、参加し、目覚ましい成果を上げたと述べた。新型コロナウイルスの感染拡大後は、渡辺氏が重慶と日本の友好都市間の相互支援や感染対策での連携を積極的に促進したと称えた。

 渡辺氏はあいさつで、重慶市各界の支持と協力に感謝を表明。在職中に重慶で開催、参加した各種交流活動を振り返った。

 重慶と日本の交流・協力は喜ばしい成果を上げたとも述べた。双方の交流・協力の潜在力は尽きることがないとし、今後のより大きな進展に期待を示した。在重慶日本国総領事館は、重慶各方面との協力を一層強化し、前向きな役割を果たすことで、重慶と日本の交流をさらに新たな段階へ引き上げるとも表明した。(c)Xinhua News/AFPBB News